【完全ガイド】自費出版とは?
商業出版との違い・費用・成功例まで
分かる基礎知識
「いつか自分の本を出してみたい」そう思ったことはありませんか?
自身の経験や知識、創造性を形にする「出版」には、大きく分けて商業出版と自費出版の2種類があります。
ここでは自費出版に焦点を当て、その基本から具体的な流れ、そしてよくある疑問までを詳しくご紹介します。

クマヤマ(編集者・作家)
キャリア20年超のベテラン編集者。作家としても小説を6冊刊行。
▶ クマヤマの詳しいプロフィール
自費出版とは? 商業出版との違い・費用・成功例を解説
「自費出版」とは、著者が費用を負担して本を出版することです。
一方の「商業出版」は、出版社が企画から制作、販売までの費用を負担。多くの読者に本を売ることによって利益を得るビジネスのことです。
商業出版は、出版社が市場性や著者の知名度などを考慮して企画を選定します。
そのため、誰もが出版できるわけではありません。
しかし、自費出版であれば、基本的には誰でも本を出すことができます。
つまり、あなたの「本を出したい」という想いを形にすることができます。
費用はかかりますが、内容やデザイン、販売方法など、あなたの意向を最大限に反映できるのが大きなメリットと言えるでしょう。
自費出版の始め方をまとめた記事は、こちらを読んでいただくとわかりやすいです!
自費出版するまでの流れ
自費出版は、以下の大まかな流れで進んでいきます。
1.自費出版を受け付けている会社を選ぶ
自費出版を受け付けている会社の中から、あなたの作品のジャンルや予算、サポート内容に合った会社を選びます。
その会社のサイトにアクセスし、どのような本を作っているのか実績も確認しておきましょう。
実際に作っている本を通して、あなたの求めている本のイメージも固まってくるでしょう。
2.不明点や疑問点を問い合わせる
興味のある会社が見つかったら、聞きたいことがあるときは問い合わせをしてみましょう。
疑問が解消するだけでなく、どんな会社なのかを見極めるヒントになります。
質問には誠実に回答してくれたか、しつこい勧誘はしてこなかったか、電話やメールの態度は横柄ではなかったか。
このときに違和感があったり、いやだなと思ったりすることがあれば、その会社は避けるのが良いでしょう。
3.無料の資料請求をして、その会社の費用や制作物、本づくりへの想いを見る
ほとんどの自費出版の会社では無料で資料を送ってくれます。
最初から資料請求をしても良いですし、問い合わせをして感じが良ければ資料を送ってもらうのも良いでしょう。
資料が届いたら、まずは制作実績を見てみましょう。
その出版社がどのような本を作っているかがわかりますので、あなたの作品がどのような本になるのか具体的なイメージが湧いてきます。
特に注目したいのがカバーです。
素敵なカバーは、あなたの作品をより魅力的に見せてくれます。
費用やその会社の本づくりへの想いもしっかりと確認して、自分に合うかどうかを判断してください。
下記のリンクからおすすめの出版社ランキングに飛べますので、ぜひ、そちらも参考にしてみてくださいね!
あなたの疑問を解決!自費出版の「なぜ?」
自費出版に興味を持っても、「本当に成功するの?」「書店に並ぶの?」「電子書籍とどっちがいいの?」といった疑問や不安を抱く方もいるでしょう。
ここでは、そんなあなたの疑問を解消するために、以下の4つのテーマについて詳しくご紹介します。
自費出版の成功例
そもそも、自費出版の成功例とはどんなことをいうのでしょうか?
一番はやはり、「本がヒットすること」であるのは、間違いないでしょう。
自分の書いた作品をたくさんの人に読んでもらえるのは、本当に嬉しいことです。
他者や社会から認めてもらえた気がして心が満たされたり、SNSでの感想が励みになったり。
私はこれまで編集者として、そして作家として、多くの書物を世に出してきましたが、売れたときの喜びは他では味わえないものです。
とはいえです。
実際のところ、自費出版でヒットを飛ばすのはかなり難しいです。
商業出版ですら本が売れない時代ですから、世間に名の通っていない自費出版の本が売れるのは、本当に厳しいと言わざるを得ません。
しかし、小原晩さんの『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』のように1万部を超える大ヒットを記録した例や、山田悠介さんの『リアル鬼ごっこ』、島田洋七さんの『佐賀のがばいばあちゃん』、ロバート・キヨサキさんの『金持ち父さん貧乏父さん』など、自費出版でスタートして大ベストセラーになった作品も存在します。
本が売れること以外にも、自費出版による成功例は複数あると私は考えています。
それが、以下の3つです。
◎ 有識者として講演会やセミナーなどに呼ばれる
◎ 自分という存在を深く知ってもらえる
◎ 本の執筆を通して自信を得て、人間的な成長と広がりを実感する
あなたの専門性が認められ、講演会やセミナーに呼ばれたり、メディアに出演したりするケースもあります。
テレビ番組「マツコの知らない世界」で、自費出版された本をきっかけに著者が登場した例も。
さらに、本を執筆する過程そのものが、自己と深く向き合い、自身の存在を他者に深く知ってもらう貴重な機会となります。
一冊の本を完成させるという困難な道のりを乗り越えることで得られる達成感と自信は、何にも代えがたいものでもあります。
かくいう私クマヤマも初めて長編小説を仕上げたことで、「自分は一冊の小説を仕上げられる人間だ」と自信が深まり、それまでは考えられなかった仕事に恵まれるようになりました。
自費出版で出した本は必ず書店に並ぶの?
自費出版を考えている人の中には、自分の作品が書店に並んでいるのを見てみたいという人が多いことでしょう。
では、自費出版で出した本は書店に必ず並ぶのかといえば、それはケースバイケースです。
書店での流通を確約していたり、書店流通を有料オプションで受け付けていたりする出版社があり、その場合、あなたの本は書店に配本されることになります。
しかし、その本が実際に店頭に並ぶかどうかは、正直わかりません。
一体どういうこと?と気になった方は、ぜひ、こちらの記事を読んでみてください。
書店流通の現実や、あなたの本をより多くの読者に届けるためのヒントを解説しています。
自費出版とAmazon Kindle メリットとデメリット 徹底比較!
現代の出版には、紙媒体の自費出版と、電子書籍のAmazon Kindleという大きな選択肢があります。それぞれに異なるメリットとデメリットがあり、どちらを選ぶかはあなたの目的によって変わってきます。
自費出版(紙媒体)の主なメリット・デメリット
- メリット: 実物として手元に残る、プロのデザイナーに頼めば人気作家とそん色ない見た目の本ができる、記念になる、贈答用に向いている、ビジネスや講演などで信頼性の高い名刺になる。
- デメリット: 制作費用は自分で出す、作りすぎると在庫を抱えるリスクがある。
Amazon Kindle(電子書籍)の主なメリット・デメリット
- メリット: 制作費用が安価または無料、在庫リスクがない、世界中の読者に届けられる可能性がある、手軽に修正・更新ができる。
- デメリット: 実物として手元に残らない、読み手を選ぶ可能性がある、書店には並ばない
「自費出版とamazon kindle メリットとデメリット 徹底比較!」の記事では、それぞれの特徴を詳しく比較。
あなたの目的に合った出版形態を選ぶための情報を提供しています。
自費出版は恥ずかしい? その誤解を解きます!
「自費出版はなんだか恥ずかしい」「商業出版に比べてレベルが低いと思われそう」といった誤解を抱いている方がいるかもしれません。
しかし、それは大きな間違いです。
実は、日本の文豪である夏目漱石や石川啄木、海外の著名な作家であるマーク・トウェインなども、作品によっては自費出版の形で世に出しています。
彼らの作品が自費出版だったからといって、低い評価を受けているでしょうか?
そんなことはありません。
自費出版は、書き手の情熱やこだわりを最大限に反映できる自由度の高い出版形態です。
そして、その内容が優れていれば、読者に必ず届きます。
大切なのは、出版形態ではなく作品そのものの価値なのです。
「自費出版は恥ずかしい? その誤解を解きます!」の記事では、自費出版に対する誤解を解き、その真の価値について詳しく解説しています。
あなたが書きたいジャンルは何?自伝・自叙伝・私小説などの違いを知る
自分の人生について綴る「自伝」は、自費出版において人気の高いジャンルです。
これまでの生涯を振り返るのは楽しい作業ですし、それを自分の手でドラマチックに描く執筆の時間はとても充実したものになります。
自分のことを書くジャンルには、自伝の他にも自叙伝、自分史、私小説、エッセイなどたくさんの種類があります。
これらは同じような意味で使われることもあれば、明確に異なる場合もあります。
たとえば「自伝」や「自叙伝」は政治家や大企業の経営者、スポーツ選手といった著名人が書いたものを指すことが多く、「自分史」は一般人が自分について書いたものを指すケースが多く見られます。
自伝、自叙伝、自分史、回想録、回顧録、見聞録、人生録、半生記、人生記、体験記、手記、日記、日誌、私記、私小説、エッセイ
これらの違いや、代表的な作品、あなた自身に向いているジャンルなどを解説する記事は下記のリンクから読めますので、出版を検討している方はぜひチェックしてみてください。
「私も本を出してみたい」そんなあなたはまずは無料の資料請求から
「いつか本を出してみたい」──その気持ちを、そろそろ形にしてみませんか。
星見書房では、自費出版を検討されている方に向けて、企画から原稿サポート、装丁デザインまで、一貫したサポート体制をご用意しています。
装丁は経験豊かなデザイナーが担当し、読者の心をつかむ仕上がりを目指しています。
資料請求は、郵送版・PDF版のどちらも無料です。
しつこい勧誘や、契約を迫るようなご連絡を差し上げることは一切ありません。
ご自身のペースで、落ち着いてご検討いただけます。
「本を出したい」「自分の想いを形にしたい」
そう感じている方は、まずは資料をご覧になることをおすすめいたします。
一冊をつくるプロセスが、ご自身を見つめ直す貴重な時間にもなるはずです。
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