自費出版社の選び方|現役編集者が厳選したおすすめ15社と比較ポイント

自費出版社の選び方|現役編集者が厳選したおすすめ15社と比較ポイント

自費出版 おすすめ 出版社

「自費出版を考えているけれど、どの出版社を選べばいいのか分からなくて……」

そんな声を、私は編集者として何度も耳にしてきました。

せっかくの出版、誰だって失敗や後悔はしたくありません。

自費出版を考えている方に向けて、編集者の立場から、各出版社の特徴や費用を比較しました。

この記事では、現役の編集者・作家である私クマヤマが、自信をもっておすすめできる15社を紹介します。

この記事の監修・執筆

出版社を選ぶ 5つのポイント

自費出版の出版社を選ぶ際に外せない5つのチェックポイントをご紹介します。

いざ自費出版しようと思っても、出版社がたくさんあって迷ってしまうかもしれません。

このポイントを押さえてもらえれば、自分に合う会社がだいぶ絞れてくるはずです。

① 信頼できる会社なのか

何をおいても重要なのは、その出版社が信頼できるかどうかです。

まずは公式サイトへ行ってみて、その会社の雰囲気を見てみましょう。

この時点で「怪しいかも……」と思う業者は避けるのが無難。

ここで違和感を感じるようなら、その後のお付き合いもうまくは行かないと思います。

出版社には大手もあれば中小もあります。

小さな会社が安心できないかといえば、そんなことはありません。

むしろ規模が小さいからこそ、一人ひとりの著者様に親身になって対応できますし、
きめ細やかなサービスが行き届くという面もあります。

② 出版費用は納得できる金額か

出版費用を確認するときのポイントが、「その金額で自分の求める本ができるのか」ということです。

150ページの小説を100部作るとします。書店には流通しない、いわゆる「私家版」です。

A社の見積もりは40万円。
B社の見積もりは90万円。

金額だけ見て「A社のほうが安いかから、こっちに決まり!」というのは早計です。

それぞれの「内容」を見なければなりません。

A社=表紙がモノクロで、デザインもテンプレートに当てはめるタイプ。

B社=表紙はカラーで、デザインはオリジナル。中身も編集者のアドバイスや原稿チェック、校正が入っている。

このように内容が異なると、同じページ数・部数でも制作費は大きく変わります。

どちらが良い・悪いという話ではありません。金額のみで判断するのではなく、クオリティーや内容でも比較しましょうということです。

・自分が本当に作りたいのは、どういう本なのか。
・それを完成させるための予算は、どのくらいなのか。

この2つをある程度考えておくと、自分に合った出版社がわかりやすくなります。

③ プロの編集者はつくのか?

編集のプロがつくかどうかで、本というものは出来上がりの質が大きく変わります。

質の高い一冊を作りたいなら、やはりプロの編集者がしっかりと関わってくれる出版社を選んだ方が良いと、私は思います。

その出版社のサイトを見て、編集者がどれくらい関わってくれそうかをチェックするのがおすすめ。

プロの編集者がそれほど関わらないのであれば、1人で黙々と原稿を書いて印刷所に頼んで印刷するのと変わらないということですからね。

判断がつかないときは、資料請求の時やサイトの問い合わせフォームから確認してみましょう。

④ 完成度の高い本を作っているか

長い時間をかけて原稿を書き上げ、お金を払って自費出版をしたのに、出来上がった本がどうにも物足りない……。

そんな悲しい思いをしないためには、その出版社が作る本の質が高いかどうかを確認することが大切です。

まずは、出版社の公式サイトや資料請求で、これまでの制作実績をチェックしてみましょう。

その実績や制作見本を通じて、自分が望むクオリティーに達しているかどうかを事前に確認できます。

ここでひとつのコツがあります。

それは、複数の出版社の本を、ネット上で見比べること。

どの出版社がどの程度のクオリティーで仕上げているのか、一目瞭然です。

自分の大切な本が心から満足のいく形で完成するために。

ここは慎重に検討してください。

⑤ 電話やメールでの対応は悪くないか

相手が電話やメールでどのように対応するかも、自分に合うかどうかを見分けるポイントです。

・電話での話し方やメールの文面の印象が良くない。
・こちらの質問に対して、誠実に答えてくれない。
・やたらと契約を急いでくる。
・「考える」と言っているのに、しつこいくらい営業の電話をかけてくる。

「なんか嫌だな」と思うときは、その出版社を避けた方が無難でしょう。余計なトラブルを避けることにもつながります。気持ちよくコミュニケーションが取れる出版社を探しましょう。

お互いを信頼し、安心して創作活動に打ち込むことで、あなたの本は更に輝きを増すはずです!

▼ 企業のブランディングを高める質の高いビジネス出版を考えている担当者さんは、こちらの記事が参考になります

おすすめ出版社15社 一覧表

ここからは、私クマヤマがおすすめする自費出版の出版社を紹介していきます。

リストにあるのはどれも評判のよい出版社ばかりですが、せっかくの出版を最高の経験にするためにも「出版社を選ぶ5つのポイント」は忘れないでくださいね!

下記の一覧表では、各出版社の費用や特徴を比較しながら、あなたに合う1社を見つけやすくしています。各社の詳しい紹介は表の後にあります。ぜひ、出版社選びの参考にしてください。

費用は目安です。各社ごとに様々な価格設定がありますので、公式サイト等でご確認ください。

【おすすめの出版社 一覧表】

出版社名費用の目安書店流通対応特徴
星見書房四六判、100ページ、300部で100万円あり経験豊富な編集者とデザイナーが必ず担当して、二人三脚でサポート!
幻冬舎ルネッサンス要問合せあり大手出版社「幻冬舎」の自費出版部門
鳥影社四六判、120ページ、300部で税別98万円あり純文学や学術系で知られる出版社
文芸社要問合せあり自費出版業界の最大手
東京図書出版四六判、ソフトカバー、100ページ、500部で85万円ありカバーデザインに力を入れている
パレードブックス四六判、ソフトカバー、120ページ、500部で70万7300円あり母体がデザイン会社で装丁がオシャレ
自費出版の会エッセイ・ソフトカバータイプ(四六判)、160ページ以下、100部で税別31万9800円あり
(300部以上)
10冊からの少数自費出版ができる
リーブル出版エッセイ・自分史の場合、四六判、ソフトカバー、120ページ、300部で77万1000円あり
(別途倉庫管理費)
絵本や写真集、作品集などが多い
諷詠社四六判、ソフトカバー、128ページ、500部で64万7460円あり大学教授やお坊さん、学者などが出版
JIBUN出版四六判、ソフトカバー、200ページ以内、200部で28万5670円なしハードカバーなら3冊から注文可能
一粒書房四六判、ソフトカバー、150ページ、300部で税別27万1700円有料の全国大手書店流通プランを選択可運営が印刷会社で低コスト
青山ライフ出版四六判、カバーなし、144ページ以下、300部で75万9000円あり
(300部以上)
社史制作にも実績を持つ
アスカ・エフ・プロダクツ要問合せあり明日香出版社のグループ企業
つむぎ書房小説、A5判、ソフトカバー、200ページ、500部で52万円あり
(300部以上)
カバーデザインが魅力的
銀河書籍四六判、無線綴じ(カバーは別料金)、150ページ、300部で8万9560円あり
(500部以上)
ニシダ製本印刷が運営で低コスト

自費出版と一言で言っても、会社ごとに価格も特徴も違うのがお分かりいただけたと思います。

それぞれセールスポイントが異なりますので、自分に合った出版社がきっと見つかるはずです!

自費出版のおすすめの出版社 15選

星見書房

このサイトの運営元である「星見書房」は、出版のプロが最初から最後まで関わる自費出版専門の出版社です。

著者一人ひとりに経験豊富な編集者がつく「担当編集制」を採用。
カバーデザインは商業誌の表紙も手がける現役デザイナーが担当します。

星見書房を運営する開発社は、東京・日本橋にある出版社&編集プロダクション。

商業出版では、じっくり読める本からデザイン重視の本まで、様々なジャンルの書籍を制作。いずれの本もAmazonで☆4以上の高い評価を受けています。

amazon ☆4.4
「悔いなし介護」
新田恵利 / 主婦の友社

amazon ☆4.2
「くらしを彩る
日本の伝統色事典」

石田結実 / マイナビ出版

amazon ☆4.6
「心がすーっと軽くなる
しあわせのことば」

開発社

費用はわかりやすいスタンダードプランを用意し、ご希望に応じたオプションは事前見積りで明確に。

もちろん、お問い合わせ・資料請求・お見積りはすべて無料。

強引な勧誘や営業電話も一切ありません。

書店に並ぶ本と同じクオリティーを求めるあなたには、星見書房がおすすめです。

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星見書房では、構想から原稿の相談・アドバイスまで、すべてプロが伴走します。

問い合わせだけでもOK

幻冬舎ルネッサンス

幻冬舎ルネッサンス」は自費出版では最大手に分類される出版社。

幻冬舎ブランドから本を出せるというのは大きな魅力ですね。

数々のヒット作品を生みだしてきた幻冬舎の子会社だけに、文学作品を多く出版。

その中には、2024年に映画化された「アイミタガイ」の原作小説など、評価の高い作品も少なくありません。

また、「幻冬舎ルネッサンス新人賞」や「絵本コンテスト」「ご当地ミステリー大賞」「小説コンテスト」など、様々なコンテストを開催。

自信のある人はこういったコンテストで好成績を収めて作家デビューを狙うという方法もアリな選択肢です。

鳥影社

純文学や学術系の出版社として知られる「鳥影社」。

2004年にノーベル文学賞を受賞したエルフリーデ・イェリネクの邦訳本なども出版。

文学作品を自費出版したい人に、特におすすめですが、エッセイや自分史、絵本など幅広いジャンルに対応しています。

文芸社

自費出版業界の最大手といえば、「文芸社」です。

自費出版で大ヒットを生み出すのは難しいとされていますが、「B型自分の説明書シリーズ」は累計620万部以上を記録するメガヒットを達成。

青春小説や時代小説、絵本や童話、ビジネス書、医療書、さらには詩集や伝記、医学書まで、実に幅広いジャンルの本を手がけています。

さらに、出版点数の多さもトップクラスです。

東京図書出版

東京図書出版」の売りは、「こだわりの装丁、丁寧な校正、書店配本、全国紙一面に広告」

カバーデザインに力を入れており、著者の希望に沿った装丁を制作。

デザインを特に重視する人は、選択肢に入ってくるのではないでしょうか。

費用がとてもシンプルで分かりやすいのも、ユーザーには嬉しいところ。

パレードブックス

パレードブックス」は母体がデザイン会社で、オシャレな装丁が多いです。

自費出版は、3タイプが用意されています。

商業出版と変わらないクオリティーで書店でも販売できる「本格タイプ」

150種類以上の中から表紙を選べてアレンジも可能な「少部数タイプ」

化粧箱や箔押しといった豪華仕様で俳句などをまとめる「記念本タイプ」

出したい本のスタイルに応じてプランを選べるのは、ありがたいですよね。

自費出版の会

自費出版の会」では、オンデマンド印刷を導入。10冊からの少数自費出版が可能になっています。

オンデマンド印刷とは、簡単にいうと家庭のプリンターでの印刷を高品質にしたものです。

同社のセールスポイントは編集力。

原稿をフォーマットに落とし込むだけではなく、編集者が原稿をチェック。
更に提案も行ってくれるとか。

リーブル出版

高知県高知市に本社を構える「リーブル出版」。

絵画の作品集や、可愛らしい絵本、バルト三国の建築に関する写真集など。
アーティスティックな本が多く刊行されています。

また、芸術作品の魅力を最大限に引き出すために、「スーパーハイビジョン印刷」「FMスクリーン印刷」「AM300線印刷」など、こだわり抜いた印刷方式を採用。

印刷のプロを頼ることで、あなたの作品は更に輝きを増すことでしょう。

諷詠社

大阪と東京にオフィスを構える「諷詠社」は、2008年設立の比較的新しい出版社。

中学校の校長先生だった人や、大学講師、大学の名誉教授、お坊さん、宗教学者など。
豊富な知識を持つ人たちが多く出版しています。

知的好奇心旺盛な読者に向けた1冊を作りたいときは、選択肢に入りそうですね。

JIBUN出版

印刷に使う「版」を作る製版会社が運営する「JIBUN出版」。

失敗しない自費出版を提唱しており、万が一満足できない場合には、費用を全額返金。

それだけ、品質には自信があるということでしょう。

上製本(ハードカバー)の本なら3冊から注文可能。

気軽に出版したい人にはオススメの出版社です。

一粒書房

著者の立場になった本作りを掲げる「一粒書房」は愛知県にある出版社。

運営母体が印刷会社であるため、低価格での出版が可能となっています。

NPO法人自費出版ネットワーク公認のアドバイザーがサポート。出版スタイルを提案します。

青山ライフ出版

青山ライフ出版」は、主に自費出版と社史制作を行っている出版社です。

自費出版は10部から制作可能。

40冊以上の著作を持つ作家で、心理カウンセラーの大島信頼さんの「ミラーニューロンがあなたを救う!」「支配されちゃう人たち」など、ヒット作も生み出しています。

アスカ・エフ・プロダクツ

アスカ・エフ・プロダクツ」は、ビジネス書や語学書の大手・明日香出版社のグループ企業。

親会社同様、経営者やビジネスマンの書籍を多く出しています。

「自分のビジネス人生を本にしたい!」という方にピッタリかもしれませんね。

つむぎ書房

つむぎ書房」は、つむぎ書房合同会社の出版事業。

デザイン事業、広告事業もあるからか、カバーデザインがとても凝っています。

特に「ロボビルド 戦塔物語」(著・川野将一)の装丁は、めちゃくちゃ格好いいです!

自費出版の刊行物のクオリティーは、表紙の良し悪しで大きく左右されます。

手に取った瞬間に「これ素敵!」と思わせてくれる表紙を作ってくれる出版社を選ぶのが良いでしょう。

銀河書籍

印刷会社のニシダ製本印刷が運営する「銀河書籍」の特徴は、コストが低く抑えられること。

公式サイトで確認(2025年5月現在)したところ、「表紙も本文もモノクロ・B6版・200ページ・300部・無線綴じ」なら、合計金額は10万9047円とのこと。

金額には紙代、印刷代、製本代が含まれます。

カバーをカラーにするなどしても、かなり安い金額で済みそうです。

コスト重視派にはオススメですね。

原稿や構成は自分で用意して、編集や校正だけをプロに任せたい場合は、こちらので編集外注の料金イメージを確認しておきましょう。

まとめ

出版社を決めるうえで大事なことをまとめると、下記の2つになります。

自費出版の出版社選びで大切な2つのポイント


お金や対応の面で安心できるか。


あなたが理想とする本を作ってもらえるのか。

①も②も個人差がありますので、複数の出版社を比較して、最終的にお願いする一社を決めるのが良いでしょう。

「出版して良かった!」と心から思える本を作ることができる会社を、ぜひ見つけてくださいね!

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自分史、エッセイ、写真集、イラスト集、私小説、詩集などなど。
あなたの作りたい本を形にするお手伝いは、星見書房にお任せください!

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