自費出版はカモられる? 詐欺やトラブルを避ける完全ガイド

自費出版はカモられる? 詐欺やトラブルを避ける完全ガイド

自費出版は、作家志望の方に限らず、企業経営者、研究者、趣味で作品をまとめたい方など、多くの人にとって夢を形にできる方法です。

近年はオンデマンド印刷や電子書籍の普及により、かつてよりも手軽に出版できるようになりました。

しかし、インターネットで「自費出版」と検索すると、必ず「トラブル」「詐欺」といったおっかない関連ワードが表示されます。

これは、過去に一部の悪質な出版社や業者が高額な費用を請求したり、約束を果たさなかったりしたことが報道され、長くイメージとして残っているためです。

本記事では、「自費出版=危険」という誤解を解きつつ、現実に起こりやすいトラブルとその回避策」を整理してお伝えします。

自費出版では、信頼できる会社を選ぶことがとても大切です。
迷っている方は、まずは無料相談で話を聞いてみるだけでも安心材料になります。
不安なまま契約せず、じっくり見極めていきましょう。

安心・満足の自費出版

では、なぜ、自費出版は詐欺だと心配している人がいるのか!?

今回は、自費出版におけるトラブルの実態と、信頼できる出版社を選ぶポイントについて解説します。

この記事の監修・執筆

自費出版「詐欺」と「トラブル」の違い

まず前提として、自費出版に関してよく耳にする「詐欺」と「トラブル」は意味が異なります。

詐欺

意図的に嘘をつき、金銭をだまし取る行為。

例:前金を受け取りながら制作を開始せずに連絡が途絶えるケース。これは法的に犯罪です。

トラブル

双方の認識の違いや説明不足から生じる問題。

例:印刷直前になって見積もりよりも高い金額を提示された。これは出版社の間違いだったり、著者の勘違いだったりといったケースが多いです。

出版社は著者にわかりやすく説明し、著者は契約書をきちんと読んで理解すればこのようなトラブルは未然に防ぐことができます。

「自費出版は必ず詐欺に遭う」なんて思っている人がいますが、そうではありません。

もしも自費出版の会社が詐欺をやっていれば警察に捕まっているでしょうし、SNSで悪徳出版社としてさらされはずですよね。

それが無いということが信頼につながってくると思います。

先に大事なことをお伝えしますが、顧客を大切にする出版社は無茶な要求やおかしな対応はしません。
甘い言葉で惑わす業者ではなく、本当のことを話してくれる信頼できる出版社を見つけてください。
おすすめする出版社15社とあなたに合う出版社の見極め方を記事にしていますので、ぜひ参考にしてくださいね!

この記事で詳しく解説

自費出版の出版社はどこがいいの? おすすめの15社
ネットで「自費出版」と調べると多くの会社がヒットします。
自費出版専門の会社や、商業出版社の事業部門、デザイン会社や印刷会社が母体のものなど….

改めて書きますが、現在、詐欺をおこなっている自費出版はまず無いと見て間違いないでしょう。

一方で、過去には代金を受け取りながら出版も返金も行わず破産した自費出版社が存在しており、事件となりました。

新聞でも大きく取り上げられた出来事でしたので、このことから自費出版は詐欺というマイナスイメージが根付いたのかもしれません。

しかし現在では、SNSや口コミサイトの発達により、悪質な出版社が長く営業を続けるのは難しくなっています。

もし本当に詐欺行為をしている出版社があれば、すぐに悪評が広がり、業界から淘汰されているでしょう。

では、どうして「自費出版 詐欺」というキーワードが検索されるのでしょうか?

その理由は、金銭面でのトラブルを経験した著者がいるからと考えられます。

ネットで少し探せば、実際にトラブルにあったという人の記事は見つかります。

自費出版のトラブル事例|よくある金銭問題3選

「詐欺」とまでは言えなくても、自費出版に関する金銭トラブルはあります。

たとえば、以下のようなケースが挙げられます。

① 予想以上の費用がかかる

「最初は50万円と言われたのに、最終的に80万円かかった」というようなケースです。

これには色々な理由があり、出版社側が不当に料金を釣り上げたというよりも、オプション追加などの結果、費用が膨らむということが多いようです。

しかし、十分な説明がなされていなければ、著者にとっては同じことです。

②「言った・言わない」問題

契約時の説明不足や誤解により、「そんな話は聞いていない」といったトラブルが発生することもあります。

出版社の担当者に悪意がなくても、認識のズレが生じることで問題が発生するのです。

③「絶対に売れる」と言われたのに売れない

「あなたの本は必ず売れます」「ベストセラー間違いなし」

そんな甘い言葉をかけられて高額な出版費用を支払ったものの、実際にはほとんど売れず、家や会社に在庫の山……なんてケースもあります。

現在は本が売れにくい時代です。

有名作家でも初版3000部程度はよくある話で、それも売り切ることができるとは限らない。

そんな状況なのに「あなたの本は売れる」と断言するのが、いかに無責任なことかわかると思います。

自費出版でトラブルを防ぐ5箇条

自費出版でトラブルを回避するためには、以下の5つのポイントを押さえておくことが重要です。

① 不明点はその場で確認する

契約内容や費用について不明点があれば、そのつど確認しましょう。

特に出版には専門用語が多いため、納得するまで質問することが大切です。

誠意ある出版社であれば、きちんと教えてくれます。

② お金の話は記録に残す

お金に関する話など重要なやり取りは、メールなど記録が残る形で行うのが鉄則です。

電話や口頭でのやり取りだけでは、「言った・言わない」のトラブルが起こる可能性があります。

③ 必ず見積もりを取る

「これくらいの費用で済むだろう」と自己判断してしまうのはNG。

事前に見積もりを取り、金額を確認してから契約を結びましょう。

出版社を選ぶ際に相見積もりを取って比較するのもおすすめです。

④ 予算はあらかじめ決めておく

自費出版をする際には、先に予算を決めておくのもおすすめです。

「予算内で納得のできる内容」 → その会社での出版を検討する。

「予算内だが内容に納得できない」or「内容は良いが予算オーバー」 → 他の会社を探す。

というように、オートマチックな流れを作っておくと迷わないで済みます。

「この会社でどうしても本を出したい! だけど、予算が少しオーバーしている」というような場合は、出版社の人に自分の思いをストレートに伝えてみましょう。

顧客を大事にする出版社であれば、あなたの希望をできるだけ残せるような形で出版するアイディアを出してくれるはず。

そこで折り合いがつくようなら出版を考えるのが良いと思います。

⑤ やたら契約を急ぐ出版社は避ける

一度、問い合わせをしたら、毎日何回も契約を急かす電話がかかってくるようになった。

「今回は遠慮します」と伝えたのに、その後も催促のメールや電話が続いている。

このように、やたらと契約を急かしてくる出版社は避けるのが安全です。

あなたの状況や都合などお構いなしに自分たちの利益ばかりを優先するということですから、良い信頼関係を築くのは難しいでしょう。

自費出版は信頼できる会社選びが何より大切です。
契約を決める前に、まずは資料請求や問い合わせを通して、
担当者の対応や情報の丁寧さを確認しておきましょう。
安心して進めるための第一歩になります。

しつこい勧誘は一切ありません!

良い本を作るには、良い信頼関係は欠かせないものです。

では、なぜ、自費出版は詐欺だと心配している人がいるのか!?

自費出版の本で後悔しないためには?

金銭トラブル以外にも、「完成した本が思っていた仕上がりと違う」と後悔するケースがあります。

書店に平積みされている素敵な装丁の本をイメージしていたのに、実際に出来上がったのは素人感丸出しの安っぽい本。

そんなことになったら、後悔してもしきれませんよね。

質の高い本を作るためには、次の2点が欠かせません。

① プロの手を借りて作品を磨き上げる

プロの編集者によるブラッシュアップを受けることで、原稿の完成度は大きく高まります。

編集者についてもらうのでそのぶんの費用はかかりますが、クオリティーを重視する場合は検討する価値があるでしょう。

② 表紙デザインを重視する

表紙は本の「顔」です。

魅力的な表紙は、読者の心をつかむ大切な要素になります。

また、表紙は単なる飾りではなく、本の内容を適切に表現する役割も果たします。

例えば、私が印象に残っている本の表紙の一つに、平山夢明さんの「ダイナー」(ポプラ社)があります。

表紙に大きく映るハンバーガーの写真はすごくおいしそうで、どこか不穏な雰囲気もあり、ただの食堂の話ではないことを感じさせます。

表紙を見ただけで「どんな物語が待っているんだろう?」とワクワクしたのを今でも覚えています。

本の表紙は、出版社によって様々な方法で作成されます。

テンプレートから選ぶ場合もあれば、本の内容と著者の希望を取り入れて、一からデザインを起こす場合もあります。

特に、プロのデザイナーがあなたのためにオリジナルの表紙を制作すると、素晴らしい仕上がりになるでしょう。

著者と編集者、デザイナーが、共に創り上げていく過程も魅力的で、あなたの本の内容に最適な表紙が完成します。

せっかく出版するのなら、ぜひ納得のいく表紙デザインを選んでほしいと思います。

まとめ

現在の自費出版業界には、明確な詐欺行為を行っている出版社はまずないと言えます。

しかし、金銭面や契約内容でのトラブルを回避するためにも、慎重に出版社を選ぶことが大切です。

5つをチェック! 信頼できる出版社の特徴


出版にかかる費用や契約内容を、わかりやすく説明してくれる


契約を迫る電話をやたらとかけてきたり、しつこく連絡してこない


必ず売れるからたくさん印刷しましょう」など無責任な誘い文句を言わない


本の質にこだわり、著者の意向を尊重してくれる


相談したことは親身になって考えてくれて、アイディアを出してくれる

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